ファッションは時として人を無敵にするか。
私はほぼファッションというか身につけるものに対して基本的に無関心だ。
靴は街歩き用のが2足でパンツはスキニーパンツが2本くらい。Tシャツはキャラクターが描かれたものが2~4枚程度で羽織れるものが2~3着。客観的に控えめな方だと思う。
こだわりも無いと言えば無いし、強いて言うならば特別な日を作らない。つまりは毎日ほぼ同じシルエットということだ。
他人からどう見られようがどうでもいいっちゃどうでもいいので現状満足はしている。
特別な日を作らないとは言ったが、実のところはある。
1枚だけあるお気に入りのlainのTシャツを着ている時だ。
lainのTシャツを着ている時だけはなんだか幸福感があるし、言い過ぎかもしれないが見て欲しいような、ある種無敵のような、そんな気持ちまである。
そんな外向きの気持ちを産むのがそのTシャツの、ファッションの力なんだとするならば、自分の身を着飾るのも悪く無いように思える。